これからも竹とともに

暮らしに寄り添う竹工品を新潟県 佐渡ヶ島よりお届けいたします

Our future with bamboo. Introducing from Sado City, Niigata Prefecture, Japan.

SELECTION

意匠

用の美

機能に適した造形で使い心地が良く、自然に生み出された美しさを兼ね備えたものをご紹介いたします。

現代の生活にも馴染む実用性があり、使い手に育まれることで魅力が引き出されるものを選び続けております。

Selection policy

技術

風土と手仕事

明治時代頃よりシンプルで丈夫な竹細工(ざるかご)は全国へ出荷され、生活道具として長く愛用されてきました。
島内でも農業・漁業で軽くて堅牢な竹製品は欠かせず、竹細工を稼業として量産する家庭も多いほど佐渡の一大産業でした。

島独自の風土と歴史の中で育まれ、受け継がれてきた伝統的な技術・技法を発展させた佐渡の竹工芸・竹藝は今も多くの人を魅了しています。

作り手の皆さんは一本一本細やかなひごを取り、材料作りから竹編み、仕上げまですべて丁寧な手作業で製作を続けています。

素材

佐渡の良質な竹

佐渡の寒暖差に育まれた竹はしなやかに伸びて節間が長く、ひごを曲げる・割るといった加工がし易くなるため竹工芸に向いていると定評があります。

竹工芸品に用いられる白竹や晒竹(さらしだけ)と呼ばれる加工は、竹工芸に島内でも選りすぐり管理された竹林から切り出した青い竹を、熱湯で余分な油成分を取り太陽の光や寒風に晒して乾燥しています。そうすることで艶やかで白い竹肌に仕上がり、経年の味わいも深くなります。害虫やカビも防ぎます。

竹ひごをつくり編むまでにも多くの工夫が詰まっています。